まだ永久歯が生えていない子供の歯を見て、隙間なくきれいに歯が並んでいると歯並びきれいだな!と思いますよね?
しかし乳歯で歯と歯の間に隙間がなく、きれいに歯が並んでいると一見きれいに見えますが、永久歯が生えた時に下記のイラストのようにガタガタになる可能性が大きいです。
乳歯に比べ、永久歯のほうが歯が大きいためです。
写真の歯並びは隙間が少ない例です。
叢生・・・歯が重なり合って生えている状態。
また歯並びが悪いと歯のアーチが狭くなり、舌も窮屈そうな感じになります。
舌が窮屈だと、脳が酸素不足になって口呼吸傾向になります。
口呼吸が続くと虫歯や歯肉炎が進むだけではなく、アレルギー疾患や睡眠時無呼吸などの合併症に発展する可能性や、集中力やる気の低下を招くこともあります。
歯並びは叢生だけではなく色んなケースがあります。
上顎前突(出っ歯)・・・咬み合わせた時に上顎の歯が下顎の歯より前に出ている。
反対咬合(受け口)・・・咬み合わせた時に下顎の歯が上顎の歯より前に出ている。
開口・・・上下の歯が咬み合わない状態。
過蓋咬合・・・上顎の歯が被さって、下顎の歯が見えない状態。
など他にも色んなケースがあります。
そこで当院では夜寝る時に『ビムラー』という矯正装置を10時間入れて寝るだけのビムラー矯正を行っています。