親知らずは18歳〜20歳頃に1番奥に生えてくる永久歯です🦷
一般的には上顎の左右2本と下顎の左右2本の計4本ありますが、元々親知らずのない人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります‼
親知らずは抜いた方がいいのか?
親知らずだから全て抜いた方がいいと言うわけではありません‼正常に生えて上下がしっかり噛んでいる場合や、手前の奥歯などが抜けてしまってない場合などは、その部分を補う為のブリッジなどの土台として利用できる為残して置いた方が良いこともあります✋
では、抜いた方がいい場合、抜かなくてもいい場合とはどんな時なのかと言うと。。🤔
《抜いた方がいい場合》
☝横向き、斜め向きに生えている場合
横向き、斜め向きなど他の歯と違う生え方をしていると汚れが溜まりやすい部分ができて虫歯や歯周病の原因となります。また親知らずが隣の歯を押すことで歯並びが悪くなったり、歯が弱くなったりする可能性があります。
☝虫歯や歯周病になっている場合
親知らずが虫歯や歯周病になってしまうと、周りの健康な歯にも影響してしまう可能性があります。ただ虫歯や歯周病の症状が軽度であれば治療した上でそのまま残すことが可能な場合もあります。
《抜かなくていい場合》
✋キレイに生えており、歯として機能している場合
上下きれいに生えており、噛み合わせに問題がない場合は、抜歯の必要はありません。また状態の良い親知らずは他の奥歯が何らかの理由によって抜かなければならない場合にその部分へ移植できる可能性もあります
✋完全に埋まっている場合
顎の骨の中で完全に埋まった状態で動かないものもあります。このような場合は他の歯などに悪い影響がないと判断されればあえて抜く必要はありません。
抜いた方がいい親知らずは早めに抜いたほうがいい‼
その理由は🤔
①歯磨きがしにくく、隣の歯の虫歯リスクが高まる‼
②汚れが溜まりやすく歯茎に炎症を起こしやすい‼
③歳をとってからの親知らずの抜歯は身体の負担が大きくなる‼(若いうちに抜歯すると回復力がはやく、傷の治りもはやいため)
④女性の場合は妊娠中の親知らずのトラブルが起こりやすくなる‼(妊娠中はホルモンバランスによる免疫力低下などで、虫歯や歯周病など、歯茎が腫れたり痛みが出たりしがちです。通常時であれば抗生物質や痛み止めを服用することで、痛みや炎症を抑えることはできますが、妊娠中は薬剤の服用も慎重にならなければなりません。そのため将来妊娠を希望する女性の方は、できるだけ早い時期に親知らずを抜歯しておくほうがよいでしょう。)
一人一人お口の中の状態も違いますので、気になる場合は一度歯科医院でご相談ください😊
FK