歯磨きでは、プラーク除去による虫歯予防効果が期待できますが、
100%プラークを取り除くことは難しく、ハブラシの届かない部分のプラークが取り残されてしまうことがあります。
ですが、フッ化物配合歯磨剤を使っていれば取り残されたプラークの中にいる虫歯菌の働きを弱めて、酸が作られるのを抑えやすくなります。
さらに、フッ素が再石灰(部分的に溶け出した歯質(ごく初期の虫歯)にカルシウムやリンなどのミネラルが最沈着する現象)を促進し虫歯の発生を防ぐ効果が期待できます。
歯の質を改善して、酸の溶けにくい歯に強化することもできます。
今日本で購入できる歯磨剤はのはフッ素濃度1500ppm以下に定められています。
6歳までのお子様には500ppmまで
6歳〜14歳だと1000ppm
15歳以上ですと1000~1500ppmの濃度が推奨されています。
まずはハブラシやフロス歯間ブラシでプラークをできるだけ取り除くことが大切ですが、
歯磨きの際にはフッ化物配合歯磨剤を使ってより虫歯予防効果を高めましょう(^^)
TJ